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      2008/06/09 (Mon) 限界
      2008/06/09 (Mon) 翌日
      2008/06/09 (Mon) 衝撃
      2008/06/09 (Mon) 決断

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Noahを拾う時・・・かなり悩んだ。

元々私も彼も犬好きで「犬を飼いたいね」なんてよく話していた。
でも。
私達は中国の人間じゃない。彼の国も含め、年に数回は自分の国へ帰省する。特に旧正月は彼の実家に夫婦で帰るのが当然という感じ。私もいろいろ事情を抱えているため、日本へ長期帰国する可能性も無きにしも非ず。
国と国とをペットを連れて行き来するのは、そう簡単なコトじゃない。例えそれが出来たとしても、人がたくさんいる空港、数時間のフライト、慣れない環境・・・どれもペットのストレスになるだろう。
じゃぁ、誰かに預ける?
例えば、旧正月は家族の絆を大切にする中国でもっとも大切なお休み。まず快く預かってくれる人はいないだろうし、いたとしても何かあった時にはお互い辛い。きっと私は後悔すると思う
経済的な面では凄い勢いで上昇している中国でも、サービス面は「???」ということばかり。ペットホテルがあるにしても思うようなサービスは受けられないだろう。
だから、結局「ペットが可哀相だから飼うのはやめよう」で話は終わり。

そんな矢先に出遭ったNoah。
「この仔猫を見捨てることは出来ない。とりあえず元気になるまで面倒を見てその間に里親でも探せば・・・」という気持ちで連れて帰った。この時は「こんなに小さいし可愛いのだから、きっとスグに里親が見付かるだろう」と安易に考えていた。
でも。
上海のペット事情を知るにつれて、いかに中国で”良い里親”を探すのが大変なのかを痛感した。
せっかく守れた大切な命・・・Noahには幸せになってもらいたい。

・・・じゃぁ自分達でこのまま飼うのか?
それはNoahにとって”幸せ”なコトなのだろうか?
猫は賢い動物だから、餌と水・トイレさえちゃんと用意しておけば、数日間のお留守番くらい出来るという。
本当なのかな・・・。
あまりにも私にベッタリなNoahを見ていると、本当に私がいなくても大丈夫なのかな?
こんな風なのは仔猫の時期だけなのかな?
ある方の猫ちゃんは2日間の入院ですらかなりのストレスだったらしく、結局猫ちゃんがいる間は旅行すらしなかったそう。
もしNoahもそうだったら・・・?

Noahが本当に大切だと思う。Noahには幸せになって欲しい。
だからこそ、安易に「飼う」と決断出来ない。



「Noahが1人(1匹)で眠れるように」というのも、そんな気持ちからだった。
一緒に寝ることは容易い。というより、私だって一緒に寝たい
だけど飼う覚悟も出来ていないのに、Noahを自分に馴れさせていいのだろうか・・・。
可愛がるだけ可愛がって、都合が悪くなったら他の人に託すなんて、そんなのエゴだと思う。

でも私が思っているよりも猫ってもっと強かなのかな・・・(-ω-;)ウーン
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少し元気が出た様子。
10-26c.jpg

タオルの下にホッカイロを敷いて、保温に気を付ける。
4時間毎の薬も欠かさない。
ミルクは相変わらず飲んでくれず・・・。
まだ上手く鳴けないらしく、「ぎゃぁ~」と聞こえる。

仔猫の名前は「Noah」に決めた。
『ノアの方舟』のノア。
大洪水を生き延びたノアやその家族・選ばれた動物達のように、この子も生き延びて欲しい。
ちなみに私の好きなイスラエルのミュージシャンも「Noa」。

後から教えてもらったのだが、「Noah」とは「神に従う正しい人」という意味らしい。
どうか神のご加護がありますように・・・。



仔猫が心配でほとんど眠れなかった。
グッタリしたまま動かないので、時々お腹を触って息をしている事を確認する。
…良かった。まだ息はある。
この繰り返し。

ある掲示板にて情報を求めるものの、スグに返事をもらえるものではない。
とりあえず、4年程前に良いと評判だった比較的近い動物病院を目指す。ラッキーなことに、この病院があるマンションには友達が住んでいる。その友達に付き合ってもらって、動物病院を探すが見当たらない…どうやら既にないようだ。
敷地内の別の動物病院があるが、外国人の先生が見える。
・・・きっと外国人向けなら高いんだろうな。
アタマの中でお財布の中身を数える。…お金が足りるだろうか。
でもそんな悠長な事は言ってられない。意を決して、その病院へ。

そこで初めて、仔猫に名前がないのに気付く。
仔猫を拾った時はそんな余裕がなかったことと、「元気になるまで育てたら里親を探そう」と思っていたので、全く名前を考えていなかった。

担当してくれたのは中国人の獣医さん。
仔猫の体温を測り、検便。
予想通りお腹に虫がいるらしい。仔猫の扱い方を教えてもらって、薬をもらう。
まだ小さ過ぎて点滴はできないらしく、注射を3本打たれる。
昨日フロントラインを塗布したのに、仔猫にはまだ蚤がいるようなので、更に強いお薬を塗ってもらう。

病院代:340元(≠4000円)
思ったより掛からなくて (´▽`) ホッ

初めての病院で緊張して疲れたのか、注射のショックなのか、仔猫は更にグッタリ…。
薬は2種類の粉薬を100ccの水で溶かし、4~5回に分けて1日100ccを(針無し)注射器で飲ませるのだけど…こんな小さな仔猫に1回20ccでも与えるのは大変。仔猫の様子を見ながら少しずつ口に含ませる。
薬を飲んだあとは、たくさんの水分のせいで、トイレから離れられない。
とりあえず4時間おきに薬をあげて、その後1時間はトイレに。

夜中頃から、ようやく少し元気が出た様子。
トイレ以外では全く動かなかった仔猫が少しずつ歩くようになった。


今までの経緯を彼に電話で報告・相談。

仔猫の身体が乾くのを待って、マンションの隣のペットショップに向かうものの、つい最近まで営業していたハズなのに、閉店していた。
とりあえず記憶にあるペットショップへタクシーで向かう。

上海のほとんどのペットショップは犬ばかり扱っていて猫はいない。
彼曰く、猫を食べる習慣はあっても飼う習慣はないのだとか
仔猫を抱きながら、電子辞書を片手にネットで調べたものを購入。

・ 仔猫用のミルク 仔猫専用はなく仔猫・子犬用の粉ミルク
・ フロントライン 蚤・ダニ駆除剤
・ トイレ砂 水分で固まるタイプ
・ お店の人に薦められた仔猫用のフリスキー まだ食べられないと思うのだけど…

帰りのタクシーで「その猫は買ったのか」と聞かれ「拾った」と答えると、「汚い!スグ降りろ!」と停められる。
この国でここで遠慮は無用。「キレイに洗ったもん!ほら!!」と運転手の目の前に仔猫を差し出す。
運転手はしぶしぶスタートさせたものの、(私が買った物を見て)「そんな野良猫に金を使うなんてバカみたいだ」とか「だったらその辺の猫を全部飼えばいい」とか「日本に連れて帰る気か(呆)?」と終始呆れ顔。
金を払う時小銭が無かったら、まけてくれた・・・結構根はいいヤツ?←単におつりが無かっただけ

家に着いて、まずは温かいミルクを作ってあげてみる。
・・・飲まない。
フリスキーにお湯を含ませてあげてみる。
・・・食べない。

とりあえず仔猫が休めるように月餅が入っていた缶にタオルを敷いて、即席のベッドに。

スグにでも動物病院に連れて行きたいのだけど・・・


さて。
仔猫を連れて帰って来たはいいけど、猫なんて飼った経験がない。
まずはお腹を空かせているだろうと、牛乳をあげてみる。※ 仔猫に牛乳を与えてはいけません
動く気力もないのか仔猫は冷たい床に座ったまま動かない。

ネットで調べて、とりあえず仔猫を洗う事に。
日本で犬やウサギを飼っていたから、動物を洗う事には慣れていたけれど、あまりの小ささにドキドキ。
耳に水が入らないように気を付けながら仔猫の身体を洗う。
身体は骨と皮だけ。とても痛々しい。
そして、仔猫のお腹から股にかけてたくさんの虫…。蚤なのかダニなのか。虫は一瞬顔を出すものの、取ろうとすると仔猫の身体に喰い付いて取れなかったり、毛の奥に隠れてしまったり…。虫が喰い付くせいか、仔猫も身をよじる。
元々虫嫌いな私。半泣きになりながら手で虫を一つ一つ取っていく。
虫は取っても取ってもまだいるようだ。
あまり時間を掛けては仔猫に負担が掛かる。途中で諦めて、仔猫を拭いて暖房をつける。
濡れたままでうずくまる仔猫。毛繕いする元気も無い様子。タオルでこわごわ仔猫の身体を拭く。

さて・・・これからどうしたものか。

                   
    
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